遠距離恋愛は、物理的な距離によって様々な葛藤を生み出す一方で、二人で乗り越えることができればより絆を育む貴重な経験にもなります。また、国際恋愛に遠距離恋愛は付き物。
会いたいときに会えない…と言う寂しさがますます不安にさせますよね。
しかし…遠距離だから成熟したカップルも周りに居ます。
今回は、遠距離恋愛に悩む女性に向けて、よくある問題の解決策、そして関係をより深めるための秘訣を心理学的根拠も含めてご紹介します。
遠距離恋愛が始まる理由
遠距離恋愛の起こりうる理由としては以下のようなことが挙げられます。
遠距離恋愛を避けたい場合は、事前に遠距離恋愛になる可能性がないかをチェックしておきましょう。
以下は、遠距離恋愛になりやすい状況の例です。
もし、心当たりがある点があれば、遠距離恋愛に発展する可能性があります。
遠距離恋愛はすぐに解消できない問題ばかり。うまく状況を受け入れて、長く付き合えるように心がけたいですよね。
不安になる理由
寂しさ
会いたい時に会えない、一緒に過ごせないという寂しさは、遠距離恋愛最大の悩みと言えるでしょう。特に、記念日やイベントなど、特別な日に一緒にいられないと、孤独感を強く感じてしまうかもしれません。
連絡頻度の違い
直接会えない分、コミュニケーションをマメに取る必要がありますが、忙しさや時間帯の違いなどで、連絡が途切れてしまうことがあります。
また、自分はこまめに連絡しているつもりでも、相手にとっては足りないと感じていたり、
逆にあまり返事が返ってこないと感じたり…。
連絡頻度の認識の違いも、関係性に溝を作ります。
信頼度の低下
相手が何をしているのか、誰と会っているのかが分からず、不安になってしまうことがあります。特に、SNSなどで他の異性と楽しそうにしている姿を見ると、やきもちや嫉妬心を抱いてしまうかもしれません。
また、文面だけのやり取りは、些細な表情や声のトーンが伝わらないため、誤解が生じやすくなります。
将来への不安
いつまで遠距離恋愛を続けるのか、ゴールが見えないことに不安を感じる場合もあります。結婚や同棲などの将来的なビジョンが共有できていないと、関係が停滞してしまう可能性があります。
スキンシップの減少
距離を縮めれば心理的な距離も縮まるという心理学の研究があります。
人にはパーソナルスペースというものがあり、親しい間柄の2人だけが許される距離感(15cm)を無意識に保っています。これは、恋人になりたい相手に対して効果的な手法の一つなのですが、この逆が遠距離恋愛です。
パーソナルスペースは距離が近づくと親密な関係になり、逆に、距離が離れると関係も離れていってしまうのです…。
遠距離恋愛の解決策
コミュニケーションを大切にする
寂しいと感じたら、無理に我慢せず、相手に正直に伝えることが大切です。
電話やビデオ通話で、顔を見ながら話したり、毎日決まった時間にメッセージを送り合ったりするのも良いでしょう。
文字は、感情やニュアンスが伝わりづらいので、できれば声で会話することをおすすめします。
相手からなかなか連絡がこない…?
恋愛心理学では、男女で『電話やLINE』のツールの使い方の認識に差があることが分かっています。
男性は、要点を伝えるためのツールと考え、
女性は、感情を表すためのコミュニケーションと考える傾向があります。
こういった傾向があることを頭の隅に置いておくだけで、過度に連絡を要求したり、
『連絡がないから、もう好きじゃなくなっちゃったんだ…』と無駄にへこむことはなくなります。
あなたのことが嫌いなわけでは決してなく、わざわざ連絡する事項がないだけかもしれないと切り替えて考えてみるのもいいかもしれません。(=毎日平穏に何事もなく過ごしている。)
共通の時間を設ける
一緒に映画を見たり、ゲームをしたり、オンラインでできることを共有する時間を設けましょう。まるで一緒にいるかのような感覚を味わうことで、寂しさを紛らわせることができます。
信頼関係を築く
相手を思いやり、尊重することが何よりも大切です。
大前提ではありますが、些細なことでも報告し合い、嘘をつかないこと。
喧嘩することや思い違いがあったとしても、その都度正直に話し合いましょう。
話し合いをして乗り越えた数が多いカップルほど、強い信頼関係が築けます。
長く付き合いたい相手に遠慮は禁物
我慢の多いカップルは長く続きません。
良い関係を持続させるために、どちらかが妥協しているという状況が続くと、片方に負担がかかって恋愛を続けるのに困難になってきます。
思っていることを言わない状況が続くと不満が溜まってしまう。しかし、思ったことを言わないと相手にも伝わらないままなので、さらなる不満要素が積み重なっていくことも想像できるはずです。
こうした状況を回避するためには、遠慮せずに何度も何度も自分の意見を伝えあい、その都度仲直りを繰り返すしかありません、そのうち、どうすれば2人にとって良い選択なのかがわかってきます。
2人の問題は、2人にしか解決策がわかりません。なので、遠慮せず話すことが2人の関係性を深めいき、実はそれが相手に思いやりを持つことにつながると思います。
将来について話し合う
定期的に将来について話し合い、お互いの考えを確認しましょう。結婚や同棲などの具体的な目標を共有することで、不安を解消し、モチベーションを高めることができます。
もしもはぐらかされたら…?
真面目に話に乗ってくれなかったり、はぐらかされる男性はますます不安にさせる要因になるでしょう…!
また、将来の話を持ち出すことで、重い女と思われるんじゃないか…と不安になる方もいると思います。
私は、話してしまっていいと思います…!
結論、自分の将来のことも真面目に話せない相手とは、願い下げです…!
私も過去に遠距離恋愛の経験があり、当時は寂しさが募る一方でしたが、連絡頻度の話し合いをしても、『めんどくさい』とはぐらかされた経験があります…😿
それは、相手を不安にさせていると知りながら真摯に向き合ってないということ。最悪な行為です…。遠距離はそんな相手の本質を見抜くことができたので、今では良かったと思っています。
本当に大事にしてくれる人ってどんな人?
私も、遠距離恋愛中に悩まされ、こんなことをずっと考えていました…。
もし今の彼より幸せにしてくれる彼がいるのなら…と考えが過る方はこちらに詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。
関係を深める秘訣
感謝の気持ちを伝える
会えない分、些細なことでも感謝の気持ちを伝えましょう。
「ありがとう」はたくさん伝えて損はなし…!
できれば、『好き』『愛してる』と愛のささやきも照れずに伝えてみましょう。
サプライズを計画する
誕生日にプレゼントを送ったり、ビデオレターを作ったり、サプライズを計画するのも良いでしょう。
特別な思い出を作ることで、関係をより深めることができます。
一緒に成長する
お互いの夢や目標を応援し合い、一緒に成長しましょう。
共通の趣味を見つけたり、資格取得に向けて勉強したりするのも良いですね。
勉強しながら、一緒に黙イプする(通話を繋げているだけで、特に会話せずお互いの作業に集中する)だけでも、同じ空間を共有している気持ちになれるかも!
会う時間を大切に過ごす
会えた時は、限られた時間を最大限に活用しましょう。
一緒に旅行に行ったり、思い出の場所を訪れたり、二人だけの特別な時間を過ごしましょう。
遠距離恋愛は、簡単ではありません…。
しかし、二人で協力して乗り越えれば、強い絆で結ばれたかけがえのない関係を築くことができます。
今回ご紹介した問題点や解決策、秘訣を参考に、自分たちにとって最適な遠距離恋愛の形を見つけてみてください。
お互いが、良い関係性を持ち続けたいと思う気持ちさえあれば、大丈夫!!
きっと、その先で結ばれたカップルは、どんなカップルより強い信頼関係で結ばれるはずです…!