仲良いカップルでいたいだけなのに…喧嘩しちゃった…
どうやって仲直りすればいいの…?
ラブラブなカップルでも、喧嘩は避けられないものです。
喧嘩はよくない事とネガティブに捉えず、むしろ自分の意見を伝えて、相手のことも理解できる絶好の機会だと考えてみましょう…!
喧嘩を乗り越えることで、むしろ絆を深めることもできます。
とはいえ、喧嘩をしてしまえば、早めに解決したいもの。
今回は、仲直りのヒントとなるような対処法をご紹介します。
カップルが喧嘩になる理由
カップルが喧嘩になる理由は様々です。いくつか例を挙げてみましょう。
価値観の違い
育った環境や経験の違いから、物事に対する考え方や価値観が異なることがあります。
それがぶつかり合い、喧嘩に繋がることも少なくありません。
今まで相談を受けた中から、例えばこんなことが挙げられます…!
金銭感覚
結婚・出産観
仕事観
家族・友人との付き合い方
家族、友人と頻繁に会いたい人、あまり会いたくない人な。
また、家族との付き合い方に対する考え方が異なる場合があります。
家事・育児分担
家事を積極的にやる人、あまりやらない人など、家事に対する意識の違いが原因で喧嘩になることがあります。
やってもらって当たり前になっていたり、自分ばっかりやっているような感覚が続くとストレスになります…。
コミュニケーション不足
だいたいのストレスの原因は、自分の思いを伝えきれていない、相手の話を聞いていない、など、コミュニケーション不足から生じます。些細なことでも、日々のコミュニケーション不足が原因で誤解、喧嘩に発展してしまうことがあります。
ストレス
相手には直接関係ないところでのストレスが原因でイライラしやすくなり、恋人に当たってしますことがあります。
仕事や人間関係など…。
私もPMS(月経前症候群)がひどい時期だと些細なことでイライラしてしまいます。普段なら聞き流せてしまうような些細なことでも時期がかぶると、無駄に落ち込んでしまったり、相手に当たったりしてしまうんですよね…。
浮気や嫉妬
これは、一番ダメな喧嘩の理由ですが…。一応記しておきます。
浮気や嫉妬は、関係そのものを揺るがす大きな原因となります。正直、浮気をしたり嫉妬させてくるような人とのお付き合いはおすすめできませんが…。お互いが納得できる形で付き合えるのがいいですね。
喧嘩時の仲直りの方法
喧嘩をしてしまった時は、どのように仲直りすれば良いのでしょうか?
いくつか方法をご紹介します。
クールダウンする
喧嘩の直後、感情的になっている時は、冷静になることが大切です。
喧嘩(口論)直後は、感情が高ぶっていて、正直冷静さにかけています。思い合う感情が残っているのなら、無理に話し合おうとせず、一旦時間をおいてクールダウンしましょう。
部屋が複数ある場合は、別の部屋に移動したり、外に出るなどして、物理的に距離を取りましょう。
しばらくすると、『なんであんなことで怒ってたんだ…?』と冷静に考えられることもあります。
カップルの喧嘩の原因は案外些細な事だったりするもんです…。
謝罪する
冷静になれたなら、喧嘩の原因を振り返ってみましょう。
もし、自分が悪いと感じることが少しでもあるのなら、素直に謝罪することが大切です。そんな無意味なプライドは捨てて、素直になれば、案外どうでもよいことに思えてくるものですよ。
相手の話を聞く
喧嘩になるということは、相手にもしっかりとした意思があるということです。
相手の話をよく聞き、自分の意見ばかり主張するのではなく、相手の気持ちに寄り添いましょう。
自分の思い込みなだけで、間違った解釈を勝手にしていたり、
相手の意見の一理あるな…と喧嘩になった原因が分かるかもしれません。
解決策を見つける
これが、喧嘩をする1番大切な意義です。
冷静になり、相手の意見も聞くことができたのなら、また同じことで喧嘩にならないように、一緒に解決策を見つけましょう。お互いが納得できる解決策を見つけることができれば、関係を修復することができます。
許す
時には、許すということを考えてみてください。
これはあなたが我慢するということではありません。もし、相手が自分の主張を受け入れることができない状況だった場合、無理に修正させようとするのではなく、許したうえで、最善の策を考えていくことが一番の解決策だったりします。
まずは許すことで、心の中にわだかまりが残らず、前に進むことができます。
私は国際結婚した身ですが、どうしても変えられることのできない壁と言うものが数えきれないほど出てきます…。でも一番大切なのはその人と一緒に居たいかどうか!
受け入れたうえで、どうしたらよりよい関係になれるのか、お互いの歩み寄りが重要なんだと日々実感します。
【恋愛心理学】仲直りを繰り返すほど長続きする
ここまで読んできてもうお分かりだと思いますが、
喧嘩自体は悪いことではありません…。
喧嘩をしたときのお互いの歩みより方によって、今後の関係性が左右されるのです。
喧嘩は、気づいていなかったお互いの気持ちや考えを共有できるいい機会です。
心理学の用語で、ヤマアラシジレンマと言うものがあります。
ヤマアラシは冬場寒いので、体を寄せおうとしますが、近づけば近づくほどお互いを傷つけ合ってしまいます。
体を傷つけないように離れていると寒い…。
お互い快適な距離感を保つために葛藤をします。
これは、恋愛においても同じで、どちらかが我慢し続けたり、どちらかが意見を押し付けたり…そういう状況になっては、うまく関係性を築いていけません。
ヤマアラシのようなジレンマを何度も経験して、仲直りを体験することで、2人の上手な距離感を見つけていくことができます。
そのためには喧嘩が不可欠で、仲直りする姿勢が大事ということですね。
喧嘩をしないためのポイント
とはいえ、日々恋人と過ごす中で、無駄な喧嘩は避けたいですよね。
喧嘩をしないために、日頃から気を付けたいポイントをご紹介します。
喧嘩後のNG行動
これをやっていたら要注意…!
絆を深めていくための喧嘩が、関係性の破綻に向かっていく喧嘩になってしまいます。
一度立ち返って、自分の心の問いかけてみてください…。
暴言を吐く
「もう二度と顔も見たくない!」、「死ね!」など
暴言は相手を深く傷つけ、関係修復を困難にするだけでなく、あなた自身も冷静さを失い、状況を悪化させてしまいます。
怒りをぶつけたい場合は、「あなたのこういうところが嫌だった」など、具体的な言動を指摘するようにしましょう。
過去の揉め事を持ち出す
「前の喧嘩の時もそうだったよね」など
過去の揉め事を持ち出すことは、さらに状況をややこしくして、問題解決を遠ざけるだけです。
過去のことは過去として、目の前の問題に集中することが大切です。
そのために、喧嘩したらその都度、原因を知り、許すことが大切です。
相手を無視する
相手を無視することは、相手を傷つけ、関係を悪化させるだけでなく、問題解決の糸口も見失わせてしまいます。
何らかの理由で、話したくない場合は、
「今は話したくない。少し時間をおいてから話せる?」など、自分の気持ちを伝え、冷静になれる時間を確保しましょう。
一方的に責める
「あなたのせいだ!」、「全部あなたの責任!」など
一方的に相手を責めることは、相手を委縮させ、反発を招くだけです。
それよりも、お互いの理解と協力が必要です。
自分の意見を伝える際は、「私はこう思うんだけど、どう思う?」など、相手の意見も尊重する姿勢で話し合いましょう。
すぐ謝罪を求める
例え相手に非があったとしても、すぐに謝罪を求めることは、相手を追い詰め、真摯な態度とは思えません。
謝罪は、相手が自らの非を理解し、心から反省した時にこそ意味があります。
謝罪が欲しい場合は、「あなたがどうしてそうしたのか、説明してほしい」など、相手が自分の行動を振り返るきっかけを与えましょう。
SNSで愚痴をこぼす
SNSで愚痴をこぼすことは、相手を傷つけるだけでなく、周囲の人にも知られてしまい、関係悪化に繋がる可能性があります。
どうしても誰かに話を聞いてほしい場合は、信頼できる友人や家族に相談しましょう。
冷戦を続ける
話しかけても無視を続ける、数日間口をきかないなど。冷戦を続けることは、問題解決を遠ざけ、溝を深めるだけです。
話し合いたくない場合は、「今は話したくないけど、いつ頃なら話せる?」など、相手に歩み寄る姿勢を見せましょう。
別れ話を持ち出す
喧嘩の度に別れ話を持ち出すことは、相手を不安にさせ、関係を不安定にしてしまいます。
別れは、慎重に考えるべき最終手段です。
別れを考えるほど深刻な問題がある場合は、冷静に話し合い、解決策を探しましょう。
別れは、深刻な選択です。時間が経ち、冷静に考えてから判断するようにしましょう。
物に当たる
物に当たることは、問題解決に繋がらず、さらに状況を悪化させてしまう可能性があります。自分の気持ちをコントロールすることが大切です。
どうしても気持ちが落ち着かない場合は、深呼吸をしたり、別の部屋に行ったりして、気持ちを落ち着かせましょう。
まとめ
喧嘩は、カップルにとって必ずしも悪いことではありません。むしろ、喧嘩を乗り越えることで、お互いを理解し、絆を深めることができます。(何度も言います!)
上記で紹介した仲直りの方法や、喧嘩をしないためのポイントを参考に、上手にコミュニケーションを取って、ラブラブな関係を築いていってくださいね。